やめたほうがいい?ホームカラーのデメリット5選!サロンカラーとの違いも紹介

やめたほうがいい?ホームカラーのデメリット5選!サロンカラーとの違いも紹介

ドラッグストアなどで手軽に買えるのが、ホームカラー剤です。美容室や理容室に行けば数千円かかるところ、ホームカラー剤なら数百円でカラーリングを行えます。また美容室でカラーを行う場合時間もかかるため、お金と時間の節約のためにホームカラーを検討しているという方もいるでしょう。しかしホームカラーには安価であることとは裏腹に、さまざまなデメリットがあります。そこでこの記事ではサロンカラーとの違いや、ホームカラーのデメリットについてご紹介していきましょう。

ホームカラーとサロンカラーの違い

ホームカラーとサロンカラーには、いくつか違いがあります。知っておくと今後ホームカラーとサロンカラーで迷ったときに、役立ちます。ぜひとも参考にしてください。

アルカリ剤の種類

カラー剤に含まれるアルカリ剤には、揮発性のものと不揮発性のものの2種類があります。アルカリ剤にはキューティクルを開き、脱色してくれる役割があります。揮発せず髪に残ってしまうと、ダメージの原因になるのです。

主にホームカラー剤に含まれるのは不揮発性のもので、サロンカラー剤に含まれるのは揮発性のものです。そのためホームカラー剤の方が、比較的ダメージが大きくなってしまいます。

加酸化水素剤の濃度

加酸化水素剤は脱色と発色に欠かせない成分で、2剤と呼ばれているものです。濃度は高くなるほど脱色、発色します。しかしその分ダメージも強くなります。ホームカラー剤は一定で濃度を選べません。それに対しサロンでのカラーは、髪のダメージ状況などによって施術者が濃度を調整してくれます。

染め方

ホームカラーは自分で染めるため髪が伸びた分だけ染める、毛先だけを塗ることは難しいのです。それに対しサロンカラーは、施術者にカラー剤を塗ってもらいます。伸びた分だけ染めたり毛先だけ染めたり、全体的にムラなく染めたりできます。ホームカラーとサロンカラーには、染める際の正確性が違っていくのです。より正確に染めたい、きれいに染めたいという人はサロンカラーの方がよいでしょう。

ホームカラーのデメリット

ホームカラーには、6つのデメリットがあります。これを知らないとホームカラーで失敗することがあるでしょう。ホームカラーを検討している方は、ぜひとも最後まで読んでください。

色ムラができる

ホームカラーは全体的に、ざっくりと染めることしかできません。そのため全体的に均等に染めることは、難しくどうしても色ムラができてしまいます。自分がみえている箇所はしっかり塗れても、後頭部など見にくい場所はどうしてもムラになってしまうでしょう。一見全体的に染まったように見えても、よく見たらムラだらけなこともあります。多少の色ムラならサロンに行って治せるものの、ひどくなると治せないので注意が必要です。

希望の色にすることが難しい

髪質は人それぞれ違うため、サロンでは施術者がその人に合うようにカラー剤を調合します。しかしホームカラー用のカラー剤は1種類しかありません。髪質やダメージ具合によって、カラー剤の内容を変えられません。そのため想定していた色とは違うものになるなど、失敗してしまうことがあります。ただ明るくしたいという人はよいかもしれません。しかし希望の色がある場合は、ホームカラーだと非常に難しいでしょう。

髪や頭皮へのダメージが激しい

市販のカラー剤は誰でも髪を染められるように、非常に濃度の高いカラー剤を使用しています。強いカラー剤を使用していることは、それだけ髪や頭皮へのダメージが強くなることです。必要以上に髪や頭皮へダメージを与えてしまい、頭皮の炎症やかぶれの原因になってしまう可能性があります。ホームカラーだと自分でカラー剤を塗るため、どうしても細かく塗れないでしょう。ほとんどの場合、頭皮にも付着します。頭皮が弱い方や髪のダメージがひどい方は、注意するようにしましょう。

カラー後の施術に影響がでる

ホームカラー後の状態によってパーマや縮毛矯正が、うまくできなくなることがあります。あまりにもダメージがひどかったり、染まり具合が悪かったりすると後の施術に悪影響をおよぼす可能性があります。今後のことも考えてから行いましょう。カラー後にパーマをかけたい方や、定期的に縮毛矯正をしているという方もいるでしょう。その場合は今後のことを考慮したうえで、ホームカラーは控えるのがおすすめです。

黒染めは濃く染まりやすい

ホームカラー用のカラー剤は非常に強い薬剤を使用しているため、髪が極端に黒く染まってしまうことがあります。さらに黒染めのように濃く染まった色はなかなか色落ちしません。長期間髪の色が不自然な黒のまま、続いてしまいます。

泡のカラー剤には界面活性剤が含まれている

色ムラのリスクを低くしようと、泡カラーを選ぶ方もいるでしょう。しかし泡カラーには界面活性剤が含まれており、カラー成分が必要以上に髪や頭皮に浸透してしまいます。色ムラは抑えられても、髪へのダメージや頭皮のアレルギーリスクが高くなるのです。

まとめ

ホームカラーは安価で手軽にできるというメリットとは裏腹に、髪へのダメージや色ムラなどデメリットも多くあります。自分の目的やなりたい髪色をよく考えて、ホームカラーかサロンカラーかの選択をするとよいでしょう。また頭皮や髪の状態を見て、あまりにもひどい場合はホームカラーではなく一度サロンに行ってみるのがおすすめです。

「理容室 フレール」では、カウンセリングからアフターケアまで丁寧にアドバイスを行っております。お客様一人ひとりにしっかりと寄り添い、理想のスタイルをお届けいたします。カラーリングでお悩みの方は、ぜひとも一度ご来店ください。

AccessMap