縮毛矯正とは? メリット・デメリットや後悔しないオーダーのポイントをご紹介

縮毛矯正とは? メリット・デメリットや後悔しないオーダーのポイントをご紹介

髪の毛に癖があると、朝のセットに時間がかかってしまいます。そこで、縮毛矯正をしたいと考えている人も多いでしょう。縮毛矯正とは、薬剤と熱を用いて髪をまっすぐにする技術のことです。今回は、その縮毛矯正のメリットやデメリット、そして、初めてでも後悔しないオーダーのポイントをご紹介します。

縮毛矯正とストレートパーマとの違いは?

縮毛矯正と似たような技術に「ストレートパーマ」があります。そもそも、縮毛矯正とストレートパーマにはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、それぞれの方法や特徴をご紹介します。

縮毛矯正とは

縮毛矯正は、くせ毛をまっすぐに治すことを目的とした技術です。その工程の中で、2種類の薬剤と熱を用います。その2種類の薬剤はそれぞれ1剤・2剤と呼ばれています。1剤は髪の結合を解き、2剤は髪の結合を元の状態に戻すという役割があります。

そして、縮毛矯正では、それら2つの薬剤の間に、熱を加えて髪をまっすぐにするという工程があります。具体的にはヘアアイロンで熱を加えるケースが多いようです。

このように、薬剤に加えて熱を用いるため、縮毛矯正には強いくせ毛でもまっすぐにできるパワーがあります。頑固なくせ毛で悩んでいる場合は、ストレートパーマよりも縮毛矯正がおすすめです。

ストレートパーマとは

ストレートパーマの本来の目的は、ウェーブパーマのかかった髪をまっすぐに戻す、というものです。そのため、髪をまっすぐにするパワーは、縮毛矯正と比べると弱いといわれています。

また、ストレートパーマをかけるときは、縮毛矯正と同様に2種類の薬剤を用いますが、熱を加える工程がありません。熱を加えない分、縮毛矯正よりも髪をまっすぐにする力は劣りますが、髪へのダメージが少ないという特徴があります。

縮毛矯正のメリット・デメリット

縮毛矯正にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ2つずつご紹介します。

【メリット】くせ毛から解放されセットが楽になる

縮毛矯正を行うことで、朝起きたときでもくせ毛が気にならなくなります。そのため、くせ毛で悩まされていたときと比べて、朝の髪のセットが格段に楽になるのです。

また、髪にくせのある人は、雨の日は髪が膨張したりうねりが強くなったりするケースが多いですが、縮毛矯正を行うと雨の日など湿気の多い日でも髪が広がることがありません。

【メリット】髪の表面にツヤが出る

くせ毛は髪の毛一本一本にうねりがあるので、光が当たってもあまりきれいに反射しません。しかし、縮毛矯正でまっすぐになった髪は、光を反射するので髪の表面にツヤが出ます。

「髪が傷んでいるわけではないのに、ツヤがない……」とお悩みの方は、もしかしたらくせ毛のせいかもしれません。縮毛矯正で髪をストレートにすることで、髪ツヤを手に入れましょう。

【デメリット】髪が傷んでしまう

縮毛矯正は、髪に薬剤や熱を加えることで髪を矯正するものです。この薬剤は髪に刺激を与えるため、どうしても髪がダメージを受けてしまいます。また、一般的に髪に熱を加えることも、髪を傷ませる原因といわれています。縮毛矯正をするなら、髪へのダメージは避けられないと考えておいてください。

【デメリット】定期的なケアが必要

縮毛矯正を行った箇所はしばらくストレートヘアが維持されますが、新しく生えてくる髪は当然元のくせのある状態です。そのため、縮毛矯正を行って、しばらく経って新しい髪が生えてきたとき、その境目が不自然に見えてしまうケースがあります。

全体的に違和感のないストレートヘアを維持したい場合は、定期的に縮毛矯正をかける必要があります。

縮毛矯正のオーダーのポイント

実際に美容室で縮毛矯正をオーダーするとき、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、縮毛矯正のオーダーのポイントをご紹介します。

どれくらい強く矯正をかけるか

縮毛矯正に使用する薬剤の調整、またアイロンをどのようにかけるかによって、縮毛矯正のかかり方は変わります。つまり、髪をピンとまっすぐに矯正することもできますし、少し癖を残して自然に髪をストレートにすることもできます。

また、毛先をまっすぐストンと落とすか、それとも自然に内巻きにしておくか、なども重要なオーダーのポイントです。施術者に伝えやすいように、理想の髪型の画像を用意することをおすすめします。

髪全体に矯正をかけるか、一部にかけるか

縮毛矯正は、髪全体にかけることもできますし、髪の一部だけにかけることもできます。「後ろ髪はあまり気にならないが、前髪がよくうねるので前髪だけ縮毛矯正したい」というのもよくあるケースです。これは、ロングヘアの人に多く、後ろ髪は髪自体の重みで髪が伸びきっており、癖が出にくくなっているからです。

このように、一人ひとりが気になっている点をピンポイントで縮毛矯正できます。必要以上に髪を傷ませないためにも、最低限の箇所を縮毛矯正することも考えておきましょう。

まとめ

縮毛矯正はストレートパーマとは違い、くせ毛を直すことを目的としたものです。そのため、強いくせ毛に悩まされている人には、縮毛矯正がおすすめです。

「理容室 フレール」では、お客様一人ひとりの悩みに寄り添い、丁寧な縮毛矯正を行います。くせ毛にお悩みで縮毛矯正を検討しているという方は、ぜひ一度「理容室 フレール」までお越しください。

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